●実車について
ホイロ5180 は明治3２年から鉄道院新橋工場で製造された3 等ボギー緩急客車です。
浅いダブルルーフに凝った手すりの付いたオープンデッキを持つ、このタイプの客車は1 大グループを形成し、古写真にも多く
登場しています。
既発売のホハ6590，ホニ8800 と同グループの車輛で、実車は同じ様式の客車のほか、ホハ12000（鉄道院基本型）やホハ6510
（明治22 年式客車）、2 軸客車などと混結され、主に本州で広く活躍しました。
製品ではこの客車の特徴を余すことなく模型化。
ホハ6590 等と同じく台車は俗に「明治33 年式」と呼ばれる官鉄ミッドランド型台車を
新規製作。
細かい細工が特徴のデッキ手すりはリン青銅エッチングで再現しました。
また、従来接着固定だった屋根はねじ止めに変更し、組立が楽になりました。

※一部部品、車輪、カプラーは別売です、別途お買い求めください。
・φ0.5真鍮線
・φ10.5ピボット車輪4本（スポークまたは松葉スポーク、軸長24.5ｍｍのもの。エンドウ製など）
・日光モデル製　木製床板用センターピン
・窓ガラス用塩ビ板
・連結器（IMONカプラーＮｏ209、またはHOゲージ用『ねじ式連結器』ボギー車用ロングタイプ）